世界を食料危機から救う「パンガシウス」―ベトナムから、日本の食卓に安心を届けます

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2026年2月24日 弊社公式NOTEより転載

【はじめに:食卓から「魚」が消える日?】

 今、世界中で「魚」をめぐる状況が激変しています。
海洋資源の枯渇、世界的な人口増加に伴うタンパク質の需要増(タンパク質危機)、そして燃料費高騰による魚価の上昇。
 私たちが当たり前のように食べてきた「焼き魚」や「白身魚のフライ」が、数年後には高級品になっているかもしれない……そんな危機が現実味を帯びています。

 そんな中、持続可能な水産資源の「救世主」として注目されているのが、ベトナムを原産とする白身魚「パンガシウス」です。
 今回は、私たちがなぜパンガシウスを日本へ届けるのか、その裏側にある「品質へのこだわり」と「地球の未来」への想いをお話しします。


【なぜパンガシウスが「持続可能」なのか】

 パンガシウスが世界中で選ばれている最大の理由は、その圧倒的な「環境負荷の低さ」です。

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パンガシウス養殖場の様子

 海洋漁業が直面している「乱獲」の問題とは異なり、パンガシウスは徹底した管理下での「養殖」が可能です。
 特にベトナムのメコン川流域で行われる養殖は、水産資源を減らすことなく、安定的にタンパク質を供給できる仕組みが整っています。

 しかし、かつての輸入魚には「安かろう悪かろう」というイメージがあったことも事実です。
 私たちはそのイメージを払拭するため、単に輸入するだけでなく、現地ベトナムの会社(国際基準に準拠した製造を行うパートナー企業)と連携し、徹底した品質管理を行っています。


【技術が支える「安全」と「美味しさ」】

 パンガシウスを美味しく、安全に届けるためには、厳格に管理された養殖場及び高度な加工技術が欠かせません。

●「正しく管理された養殖」

 私たちが取り扱うパンガシウスの品質を担保している大きな柱の一つが、「ASC(水産養殖管理協議会)認証」です。ASC認証とは、WWF(世界自然保護基金)などの支援のもと設立された国際的な非営利団体による認証制度です。
 ASC養殖漁業認証の規準では薬物の過剰投与禁 止や、農薬の残留検査を厳密に審査されています。

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●徹底した衛生管理 

 提携するベトナムの工場では、国際的な品質管理基準(HACCP・ISO 22000など)に基づき、スキンレス(皮なし)フィレや「すり身」への加工が行われます。

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弊社提携企業での資格証明書類

 ●「美味しさ」へのアプローチ

 クセが少なく、どんな料理にも合うパンガシウス。プロの現場でも高く評価される品質を実現しています。

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様々な調理法にお使い頂けます。

【タンパク質危機の解決策として】

 先日出稿しました【『土のサプリメント』が救う日本の食卓。栄養価激減の時代に、私たちが選ぶべき「一滴」】にて記載した文部科学省の資料(八訂)でも触れられている通り、現代の食卓は「手軽さ」と「栄養バランス」の両立を求めています。

 低脂質で高タンパク、そして小骨が取り除かれたフィレ状態のパンガシウスは、忙しい共働き世帯や、高齢者施設、学校給食において非常に理想的な食材です。 「安全なタンパク質を、安定した価格で供給し続けること」 これは、これからの日本における重要な社会課題への回答の一つです。

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パンガシウスの日本への輸入は増え続けています。

【「もったいない」をなくす、丸ごと一匹の活用】

 私たちはパンガシウスの「フィレ(身)」だけでなく、「すり身」の提供にも力を入れています。
 一匹の魚を無駄なく活用する。これは、私たちが大切にしている「循環型」の考え方そのものです。
 フィレとして成形した後に残る部分も、高度な加工技術によって美味しい「すり身」に生まれ変わらせることで、フードロスを最小限に抑えています。

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提携工場でのすり身製造加工の様子

【おわりに:選ぶことで、海を守る】

 パンガシウスを食べることは、過剰な海洋漁業を休ませ、持続可能な食のサイクルを支えることにつながります。

 「安価な代用魚」としてのパンガシウスではなく、「地球の未来を支える、高品質な白身魚」として。
 私たちはこれからも、ベトナムの広大な養殖場から、最新の加工技術を添えて、日本の食卓に安心と美味しさを届け続けます。

 次にスーパーやレストランで「白身魚」を見かけたら、ぜひ、その裏側にあるストーリーを思い出してみてください。

これまでの連載に目を通してくださり、温かいスキやフォローを寄せてくださった皆様に、心より感謝申し上げます。

皆様の食卓が、これからも豊かで健やかなものでありますように。 また次の記事でお会いできることを楽しみにしています!

ビーエー商事有限会社 スタッフ一同


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